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旅の記録2【89日目】旅の追憶

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吸血鬼の王ハルコンを倒し、セラーナやドーンガードたちと別れて
家路についた私。おそらく私としては今日が最後の日になるのだろう。

89日目。魔術探求編の最終日、スタートです。
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家に帰ると、例に漏れずリディアが暖かく出迎えをしてくれる。
私はリディアから渡されたパンをかじりながら椅子に深く腰掛けて
今後の事を考えることにした。

今後のこと、というのは記憶のことだ。
ミスが起きないほど十分変性の魔法には熟達したはずだし、
リディアが見つけてくれた書物のおかげで以前の記憶を取り戻すことは
今となっては造作もないことだ。

しかし、問題はその内容である。
少なくとも・・・記憶を失ったあの吟遊詩人の滝からの生活はまともではなかった。

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記憶を失って目覚めた場所がフォースウォーンの要塞だったことから
自分がフォースウォーンだと思った私は半裸の状態で槌や剣を振り回し
戦いに明け暮れた。成り行きとはいえ暗殺ギルドにまで身を置く始末だ。
私は後悔していないし、仕方のなかったことだとは思うが
以前の彼女がどう思うかは全くの別問題だ。


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そしてその後は暗殺業からは手を引いて情報を集めるために
傭兵としてストームクロークに身を置いていたこともあった。
スカイリムの内政に干渉し、多くの帝国兵たちをこの手で葬ってきた。

昔の彼女が帝国とストームクローク、どちらよりの人間だったのかはわからないが
いずれにせよ行動が極端であったことに疑う余地はない。


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さらにその後は、エルダーグリームの聖樹に手を出して
スプリガンに寄生されてしまった事もあった。
おかげで膨大な魔力を手に入れることができたものの
あの自分を少しずつ蝕んでいくあの感覚は今でも忘れることができない。
あやうくスプリガンに変わってしまうところだったのだ。
図書館に篭り、必死に情報を集めるのを手伝ってくれたリディアには頭が上がらない。


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そして最後はドーンガードに手を貸して吸血鬼の討伐に乗り出した今回の魔術探求編だ。
セラーナの母ヴァレリカを追ってアイディールマスターたちの管理するソウルケルンや
忘れられた谷など、数々の修羅場を潜り抜けて魔術を鍛えることができた。

昔の私が吸血鬼よりだったということはおそらく・・・ないだろうが
彼女にしてみれば知らない間にずいぶんと事が運んだな、といった感じであろう。

記憶を失ってからこのような敬意を経て形成された今の私の記憶、人格だが
これもきっと彼女にとっては違和感極まりないものなのだろう。
体は自分だが、精神が自分ではない。別のものによって進められ、
過ごしてきた日々。

と、まぁいろいろ考えはするが、結局のところ致し方ないことばかりであった。
ぶっちゃけると私は過去の私に対して罪悪感はないし、
この体に見合った能力、考え方に沿ってあくまで進めてきただけのことだ。

そう私は心の中でぶっちゃけると、ついに体を明け渡す決心がつく。
明け渡す、という言い方は少々大げさかもしれないな。
あくまで人格は元の彼女そのままに、記憶だけ統合する形になる。

その際に、おそらく彼女が嫌うであろう記憶、
槌で頭蓋骨をかち割る感触であったり、
首を切り落とされてびくびくを痙攣する体を見下ろす光景。
徐々にスプリガンに意識を支配されていくあの逃れようもない恐怖。
そしてこの旅の間に経験した陵辱の数々。
あまつさえガーゴイルには、危うく私が壊れてしまう寸前までイカされて
恥かしめを受けることになってしまった。

これらの記憶は無理に引き継ぐ必要は決してない。
不要な記憶を排除して、これまでの記憶を統合する。
今のこの私にしかできない超高等魔術だ。

ただ、やたらと性的に開発されてしまったこの体だけは・・・
意地悪だがそのまま残してあげようと思う。せめてもの抵抗という奴かな。
明け渡しに対しての・・・さ。

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「さて、そろそろ始めようか」
私がこの言葉を発するや否や、リディアは体をビクつかせる。

付き合いが長いだけのことはある。彼女は私の考えていた事がおそらくわかっていたのだろうし
この言葉の意味も当然理解しているのだろう。
私は、これから行う記憶統合に関して彼女に対して入念な説明を行う。

失うのは今の人格と、必要のない記憶だけだ。
彼女は、私の人格に敬意を払ってか、一呼吸、間をおいてから了承の旨を告げた。


私は外に出て、スカイリムの空を見上げる。
この魔術によって失われた人格や記憶というのはどこに行くのだろうか。
魂石のようにソウルケルンに送られるのだとしたら、嫌だな、と思った――


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後ろで心配そうに見守るリディアを背に、
私は何十分も念入りに魔力を粘度のようにこねてから、
一気にその魔力を解放した。




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――目が覚めてからは、しばらく頭がボーっとしていた。
ただ、リディアちゃんがとにかく取り乱して泣きながら私の名前を読んでいたことだけは
しっかりと覚えている。

記憶の統合かぁ・・・。どれだけ魔術に熟練すればそんな事ができるようになるのかは分からないけど、
とにかく私は何かすごく大切なものを失ってしまった気分だった。

暗殺に手を染めた苦しみや侵略での蹂躙、そんなことではなく、もっと重要な何かを。
「リディアちゃん、本当にお世話になったよね・・・。ありがとう。」
私の声でさらにリディアちゃんの泣き声ボリュームが上がる。
きっとそれだけの重みだったのだわ。この記憶の統合というものは・・・。

失ってしまったもの。なにか、なんていい方したけど
しっかりと分かってる。それは記憶を失ってからの人格。
まるで乗り物のように乗り捨てて進んだかのようなこの悔しさ。申し訳なさ。

だけど、決してそれは口にはしない。
これ以上リディアちゃん泣かせたら絶対前の人に殴られそうだもん!



――こうして無事記憶を取り戻した私は、スカイリムでの冒険を続けるのであった。
こんなところで89日目、そして魔術探求編はおしまい!!

次回からは女子高生編(記憶統合後)が始まります。
内容としてはエセリウム戦争の本から始まる鋳造器具探しです。
鋳造器具を探し終えて落ち着いたところで、今度はHDTWerewolfと、Moonlight Talesを使った
野獣編が始まります。

きっとウェアウルフの血による感染をすることで嫌々ながらも
ウェアウルフに変身させられてしまい、野性的な生活を送ることになるのでしょう?

ちなみに従者も不死を解除すればウェアウルフに感染させられるらしい。
リディアちゃんも感染させるかは悩ましいところです。

そんなところで今日はおしまい!

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プロフィール

Mieko

Author:Mieko
シロディール女学園の生徒。
旅行中にスカイリムの国境を
越えようとしたところで
帝国軍に捕まり彼女の長い旅が
始まります。

詳しい設定や各モードの説明は
「はじめに」のカテゴリより
ご覧いただけます。

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